歯の外傷予防にマウスガードはどう?

盛り上がったラグビーのワールドカップも終わりましたが、アレに気づきましたか?

そうアレ、マウスピース。ボクシングでは昔から知られていますが、ラグビーでは装着義務です。中学生からそうです。

その他、アメフト、サッカー、バスケ、空手、柔道、ホッケー、ラクロス、野球

などなど、口の中、歯を外傷から守るためにマウスピース、マウスガード装着が義務化、推奨されているスポーツはどんどん増えて来ています。


競技中、練習中にそれだけ歯、口に関係する怪我は多いということです。

特にコンタクトスポーツでは、観客席やテレビではよく見えませんが、バスケやサッカーではぶつかって歯が折れたり抜けて飛んだりしています。

きちんとしたマウスガード装着でかなりそういったことは防ぐことができます。


いろいろ細かいことはありますが、ちょっと気をつけた方が良いことをひとつ。

小学生や中学、高校生でもその危険性は同じ。

特にこの年齢では、マウスガードをネット通販などで買って、熱して自分で噛んで成形するタイプのものを使う選手が多いです。



この赤い方は自分で成形するタイプ。

透明な方は歯科医院で歯型、かみ合わせを採取してカスタムオーダーしたもの。


自分で成形したものは上下の歯で挟んでいるのみで口を開けると落ちてきます。

口の中で安定してません。マウスガードを支えるために無理やり噛んで競技をしないといけないです。

異常な違和感で話たり、呼吸もしづらく競技に集中できず、噛み合わせも不安定で体幹も安定しません。


安全、安心して歯を守るためにはきちんとしたマウスガードを歯科医院でつくってもらいましょう。価格はそこそこしますが、歯が抜けたり、折れたりしたら取り返しはつきません。

競技の道具のひとつと考えてみましょう。


トライアスロンではあまり関係はなさそうですが、バイク落車時に顔を打撲、バイクと接触することは十分有り得ます。

歯の外傷予防にマウスガードを装着しても悪くないと思います。

またバイク競技中、特にきつい登りなどで、常に食いしばっている方もいます。

レースや競技中たび重なると歯が割れたりすることもあります。

不安な方は装着してもいいと思います。

専門に制作している歯医者さんに相談されてもいいと思います。

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